1,000,000分1 国際図

10000001,000,000分1 国際図「NORTH JAPAN」(1994修正)

 概要

1,000,000分1の地図は、1894年(明治27年)から作成された1,000,000分1東亜輿地図(とうあよちず)が最初です。経度差5度、緯度差2度30分の2~4色刷の地図として、東部シベリア付近から作成され、旧日本領土とその周辺が1929年(昭和4年)までに241図が完成しました。ただ、地域により不正確な資料により編集された図葉もありましたが、東アジア全域をカバーする地図として広く利用されました。
次に、1891年(明治24年)にベルリンで開かれた第5回国際地理学会議で、世界各国が共通の縮尺と図式でそれぞれの領域の地図を作成し、たがいに交換して利用するという目的で作成されたのが、1,000,000分1万国図(ばんこくず)です。日本では、1917年(大正6年)から1939年(昭和14年)にかけて旧日本領土を経度差6度、緯度差4度の図郭で22図作成しました。投影法は変更多円錐図法、図式は万国協定図式に準じ、注記はすべてローマ字を用いました。
現在の1,000,000分1国際図は、1966年(昭和41年)から1967年(昭和42年)にかけ、日本の領土を3つに区分してIMW(International Map of the World on Million Scale)の新図式にしたがって作成されています。新図式では、国際航空図の図式との統一をはかることなどがもりこまれています。また、注記がローマ字表記(訓令式)であるとともに、裏面にはヘボン式、修正ヘボン式との対照表が表示されています。

 図式

IMW(International Map of the World on Million Scale)規程の図式(1962年改訂)

 区画

地方別にブロック単位になっていて、隣接する図面は重複するような区画になっています。

 投影法

正角割円錐図法

 作成方法

200,000分1地勢図を基にした編集図です。

 紙の規格

四六(しろく)判(788mm×1091mm)

 色数

12色(表11色、裏1色)

 価格

890円

 入手先

財団法人 日本地図センターにお問い合わせください。