10,000分1 地形図
10,000分1 地形図「長久手」(平8部分修正)
概要
1836年(明治19年)から1960年(昭和35年)までに主要都市などを中心に約350面が作成されました。1939年(昭和14年)に東京、名古屋で3色刷りで発行され、以後主要都市について作成されましたが、1960年(昭和35年)以降は国土基本図の作成に伴い10,000分1地形図の作成は中止されました。
その後、情報が過密な都市地域では、25,000分1地形図で景観的な特徴や道路網、街区などを省略せずに表示するのが難しいため10,000分1地形図の作成が求められていました。そして、1983年(昭和58年)から東京都区部の作成が始まり、311面(2008年6月現在)が発行されています。主に県庁所在都市について作成されています。
図式
現行の図式は、「昭和58年(平成9年一部改正)式1万分1地形図図式」です。主に都市地域が作成されているため建物密集地が多く、その表示方法として隣接する建物については棟割線を導入しています。また、都市機能上重要な公園や緑地をとくに括りで表示したり、デパート、ホテル、図書館などの記号が加えられています。
注記(文字表示)に関しては、建物記号との併記や横書きを原則にするなど利用者への配慮がされています。等高線(主曲線)間隔は2m、道路はすべて採用されています。
区画
原則として、1枚の地形図の表示範囲は、25,000分1地形図を縦横とも2等分(経度差3分45秒、緯度差2分30秒)した大きさです。(変則図郭の地形図もあります)
投影法
ユニバーサル横メルカトル図法で、正角の性質をもちます。
作成方法
2,500分1国土基本図または、地方自治体の2,500分1都市計画図をもとに編集によって作成されています。
紙の規格
四六半裁判(520mm×738mm)の折図
色数
5色(黒、青、緑、橙または茶、黒味青)
価格
450円、550円(表裏両面刷り)
入手先
財団法人 日本地図センターにお問い合わせください。
