25,000分1 地形図

2500025,000分1 地形図「原町」(平4修正)
(画像入力解像度:150DPI)

 概要

古くは明治時代から作成されてきた25,000分1地形図は、1964年(昭和39年)からの第二次基本測量長期計画、ならびに1974年(昭和49年)からの第三次基本測量長期計画に基づき本格的に全国整備が進められ、1983年(昭和58年)には北方領土、竹島を除いてすべて完了しました。
国土全域(北方領土、竹島を除く)が整備された地図では最大の縮尺で、全国を4342面(2008年6月現在)でカバーし、他の多くの地図の基本となる地図です。

 図式

最新の図式は、「平成14年2万5千分1地形図図式」です。図式をさかのぼりますと、明治42年式、大正6年式、昭和17年式、昭和35年加除式、昭和40年(昭和44年加除訂正)式というように、その時代にあった図式が使用されてきました。
最近、目新しいものでは「電子基準点記号」でしょう。この記号は平成9年4月1日刊行の地形図(10,000分1地形図、50,000分1地形図、200,000分1地勢図など)から設けられています。今後刊行される新刊地形図にはすべての「電子基準点」が表示されます。また、「博物館」「図書館」「風力発電用風車」「老人ホーム」が新設されました。
25,000分1地形図は、見た目は50,000分1地形図と非常によく似ていますが、色数が3色であることと、等高線間隔が10mであること、縮尺による表現力の違い等がことなります。

 区画

1枚の地形図の表示範囲は、経度差7分30秒、緯度差5分です。(延伸図郭の地形図もあります)
図郭の形は、同じ経度差でも緯線の長さ(横の長さ)は、緯度が高くなるにつれて(北半球では北にいくほど)短くなりますので、図郭のうち上辺よりも下辺の長さのほうが長くなる不等辺四辺形となります。よって、沖縄と北海道の地形図では、図郭の大きさは沖縄のほうが大きくなります。凡例が図郭外に表示できずに海部にレイアウトされている図面も少なくありません。

 投影法

ユニバーサル横メルカトル図法で、正角の性質をもちます。

 作成方法

写真測量による実測図です。更新作業はディジタル(ラスタ修正)でおこなわれています。

 紙の規格

柾(まさ)判(460mm×580mm)

 色数

3色(黒、青、茶)

 価格

270円

 入手先

財団法人 日本地図センターにお問い合わせください。