自由発想の地図表現 3
2012年 1月 16日(月曜日) 16:15
2012年 1月 16日(月曜日) 16:15
「4人がそれぞれ同じエリアを自由に表現し地図を作成したらどうなるか?」の実験的試みの3回目。今回は営業担当も製作に加わった。
エリアは、東京の下町の自立式電波塔では世界一の高さ(634m)となる東京スカイツリー(2012年5月22日営業開始予定)周辺を選択した。
1.編集者Sの地図
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手法:Adobe Illustrator 使用によるデジタル製法 コンセプト:今春オープン予定の東京スカイツリー周辺案内図ということで、各鉄道最寄り駅からの道順がわかりやすいように作成した。 |
2.編集者Tの地図
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手法:Adobe Illustratorで作成。道路、鉄道、注記等を作成した上に目標物と飾りの文字を配置。目標物オブジェクトは、タワーの立面形状をデフォルメして作ったパスをCS以降搭載の3D機能(回転体)を利用して作成した。 コンセプト:1つの目標のみを目立たせるデザイン重視地図。地図は実用ではなく飾り・模様の要素と位置付け、地図というよりイラストレーションとして構成。
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3.編集者Wの地図
4.営業Sの地図
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手法:手書きで製作のため一度、道路等を鉛筆で下書きを行いボールペンで清書を行う。道路以外の部分を色鉛筆で着色した。 コンセプト:東京スカイツリー周辺が編集範囲であるが、南側に広がる碁盤の目状の道路も特徴的な地形であると思われた。 |
5.4人の感想
◇編集者Sの感想
自分の作品には今回、建物等に陰影を付け立体感を持たせたため一般平面図とは少し違う雰囲気が出せたと思う。それとこの近辺の地形の特徴として南側部分の道路の形状が碁盤の目状であることが印象に残った。
また全作品を見て、今回は営業Sさんもアナログ手法で地図作成に加わり、その苦労話を聞いているとデジタル手法がいかに効率よく図としてまとめられるかを実感した。
ただし、デジタル手法でも付加価値をプラスするには作り手のスキルや工夫が必要なことも事実ではある。
◇編集者Tの感想
今回はエリアだけ共通にし、範囲・縮尺も各人で決めたが、その構図にも個々の趣旨が反映されていて興味深い。自分は構図重視のためタワーの位置を図の右下寄りにしたが、タワーを中心にしたもの(編集者S)、図そのものを必要範囲だけにしぼったもの(編集者W)、碁盤の目状に整備した本所の道路を描くためにタワーは図の北側になったもの(営業S)と様々になった。
今回の自己反省点は、タワーがソリッド過ぎたこと。(鋼管トラスの表現ができていない。)
◇編集者Wの感想
地図を作成する際、常に洗練されたデザインと優れたユーザビリティの融合を意識するが、なかなかイメージ通りの地図には仕上がらない。何が欠けているのかわからないのが実情であり、試行錯誤を繰り返すほかないと痛感している。今回からアナログによる作品が加わった。デジタルによる作品のように凝った表現をすることは難しいが、アナログ独特の温かみのある表現を追求するべきではないかと思う。アナログの良さが見直されるきっかけとなることを期待したい。
◇営業Sの感想
アナログ手法で満足のいく地図を製作するには、地形をどのように表現するか、色をどのように着けたらいいのか、注記の入れ方をどんな方法で入れるか等といろいろと考えさせられた。
次回は、また違った方法を考えチャレンジしたい。
(S.T. ,T.M. ,W.T.,S.H.)




